「毎朝仕事に行くのが憂鬱で仕方がない」
「仕事のことを考えると気持ちが重くなる」
「こんな自分は嫌だ…と自己嫌悪に陥る」
「仕事のストレスで心や体に不調を感じている」
このような悩みを解決します。
・なぜ仕事に行きたくないと感じるのか
・「仕事に行きたくない自分」を責めないための思考法
はじめまして。
僕は、27歳のサラリーマン。田舎で妻と子供二人(2歳と0歳)と仲良く暮らしている”はやきち”と申します。
「仕事に行きたくない…」これは、おそらく、99.999999%のサラリーマンが一度は思ったことがあるはず。ほぼ全員ですね。
こうした悩みを抱えていると、「自分が弱いだけなのでは?」と責めてしまうことも。しかし、仕事に行きたくないと感じるのは、あなたの心や体が「何かがおかしい」と訴えているサインです。
本記事では、仕事に行きたくないと感じる自分を責めず、むしろ自分を守るための考え方を紹介します。
心理学の研究によると、「ネガティブな感情を否定せずに受け入れること」が、ストレスの軽減や精神的な安定に大きな効果をもたらすことが分かっています。 また、「仕事がつらいと感じるのは怠けではなく、心の防衛本能」という専門家の意見もあります。
・毎朝の憂鬱感が軽くなる → 仕事が少しずつ楽になる
・自分を責めなくなる → 心が穏やかになり、ストレスが減る
・「仕事=人生のすべて」ではないと気付ける → 気持ちが楽になる
・より良い働き方を模索できる → 今よりも自分に合った環境を見つけやすくなる
仕事のストレスは、適切な対処をすれば軽減できます。まずは、「仕事に行きたくない」と感じる自分を責めるのをやめ、心と体を守ることを第一に考えてみませんか?
なぜ「仕事に行きたくない」と感じるのか?

皆さんも普段何気なく仕事をしている人も多いと思います。朝起きて、「あ~、仕事行きたくないな~」と思いながらも、仕方なく電車にのって通勤して会社に入って仕事する。こんな感じでしょうか。
なぜ、「仕事に行きたくない」と感じるのか。その点について解説します。
・心や体が疲れているサイン
・職場環境が合わない
・仕事に対するモチベーションが低下している
順番に見ていきましょう。
心や体が疲れているサイン
仕事のストレスや過労が溜まると、体は本能的に「休みたい」と感じます。これは怠けではなく、心身を守るための防衛反応です。
・食欲がない、胃が痛い
・休日も仕事のことが頭から離れない
・夜眠れない、朝起きれない
自分では大丈夫と思っても、体は正直で「あなたの心と体はボロボロですよ!」と、警告サインを出します。こうなると、仕事をすると体調が悪くなると思い、「仕事に行きたくない!」と思うのは当然、というか、休んだ方がいいですね。
無理をせず自分を労わることが必要です。
職場環境が合わない
人間関係や労働環境が原因で「行きたくない」と感じることも。
- 上司や同僚との関係がうまくいかない
- 仕事量が多すぎて常にプレッシャーがある
- 自分のやりたいことと業務内容が合わない
サラリーマンをやっている僕も痛感しますが、自分のやりたい仕事が出来ず、さらに、嫌な上司や同僚と仕事を一緒にして、という感じで、一言でいうと「自由」がない。自分が希望する働き方が出来ないという言い方がいいと思いますが、自由が制限されると人はストレスを感じてしまいます。
「仕事ってそんなものだ!」と言われたらそれまでですが、職場環境が合わないと感じているのであれば、環境を変えてみることも選択肢の一つにあるのでは?と思います。
仕事に対するモチベーションが低下している
長く同じ仕事を続けていると、「この仕事に意味があるのか?」と疑問を抱くこともあります。
毎回同じルーチンワークしかしてない。仕事にやりがいがないし、ずっとこの仕事を続けるならやめたい。
などなど。モチベーションが低下することにより、「会社に行く意味」が感じられず、仕事に行きたくないと思ってしまいます。やっぱり、人は誰かのため、もしくは、会社のために貢献したい!役に立ちたい!と言った欲求はあるわけです。もっと言うと、出世したいとか給料アップしたいとか、個人で成長する目標も持ってたりします。その欲求を刺激されずにいると、何のために仕事しているか分からなくなる瞬間が訪れます。
モチベーションの低下は誰にでも起こるもの。時には自分の価値観や働き方を見直すことも大切です。
「仕事に行きたくない自分」を責めないための思考法

「仕事に行きたくない」と感じる理由を解説しましたが、ぶっちゃけ、誰でも仕事に行きたくないと感じることはあります。その度合いは人それぞれかもしれないですが、人間の本能として、楽になりたいという欲求があります。それがある限り、仕事行きたくないという気持ち、思いを無くすことは難しいです。
なので、自分を責める必要はないです。なぜなら、人間の本能を原因として仕事に行きたくないという気持ちに自然となるから。
ここからは、「仕事に行きたくない自分」を責めないための思考法を解説します。
・「行きたくない」気持ちを認める
・「仕事=人生のすべて」ではないと考える
・「どうすれば楽に働けるか?」を考える
・とりあえす今日だけ行ってみる
・「本当に無理なときは休んでもいい」と考える
順番に見ていきましょう。
「行きたくない」気持ちを認める
「仕事に行きたくない」と感じるのは、何かしらの理由があるから。まずは、その気持ちを否定せず、「そう感じるのは仕方ない」と受け入れましょう。
「疲れているから当然だ」
「環境が合わないから、つらくて当たり前」
「やりがいを感じないなら、行きたくなくなるのは自然なこと」
といった感じでしょうか。いくら「仕事に行きたくない自分」を責めても、ただ疲弊するだけなので無意味かと。。。なぜ行きたくないか考えて受け入れることで、「そりゃそうだよね」と考えが変わり、行きたくない気持ちが軽減されます。
自分の気持ちを客観的に見ることで心が軽くなることがあります。
「仕事=人生のすべて」ではないと考える
仕事は大切ですが、人生のすべてではありません。「仕事ができない自分=価値がない」わけではないのです。
仕事以外に人生で大切なことはたくさんあります。家族との時間、リフレッシュする時間、趣味に使う時間、子供との時間、本を読む時間、、、など、上げるときりがないですが、仕事のことで頭がいっぱいな人ほど、「仕事=人生のすべて」と思い込んでいる印象。
断言します。それは違います。
- 仕事以外にも、趣味や家族との時間、休息が大事
- 今の仕事が合わなければ、別の道を探す選択肢もある
- 「この会社にずっといる必要はない」と考えるだけで気持ちが楽になる
仕事に対する考え方を柔軟にするだけで、心が軽くなることがあります。
「どうすれば楽に働けるか?」を考える
仕事に行きたくないと感じたときは、「どうすれば少しでも楽に働けるか?」を考えてみましょう。
✅ 業務量を減らせないか相談する
✅ 休暇を取る、リモートワークを活用する
✅ 職場環境を改善する(席の移動、担当業務の変更)
「仕事に行きたくない」と感じる人は、当然ですが何かしら仕事にストレスを感じています。業務量が多いのか、休みが少ないのか、ほかの仕事がしたいのか、理由は様々でしょう。
「もっと楽に働くことは出来ないか?」を今一度考えて、何か出来ることがあれば職場の人に相談すると、仕事に行きたくないが軽減するかも。
少しの変化が、仕事のしんどさを軽減することにつながります。
とりあえす今日だけ行ってみる
先のことを考えすぎると、不安が膨らんでしまいます。「死ぬまで仕事しないといけないのかな」「今週ずっと仕事に行くのか…」ではなく、「とりあえず今日だけ行こう」と考えてみるのも効果的です。
不安に感じる人のほとんどは、誰も分からない未来を悲観的に捉えてしまい、「きっと仕事でミスをするだろう」「仕事は辛いし、このまま続けていいのだろうか」という思考になりがち。
僕の場合、仕事に行きたくないと思うことはあります。が、「今日乗り切ったら、夕飯に美味しい唐揚げが待っている!」みたいなことを考えて毎日仕事に行っています。唐揚げ大好きなので。
「今日だけ乗り切ろう」と考えることで、少し気が楽になります。
「本当に無理なときは休んでもいい」と考える
どうしても体が動かない、精神的に限界を感じる場合は、無理せず休むことも選択肢に入れましょう。
- 1日休んでリフレッシュする
- 病院で相談する(心療内科やカウンセリング)
- 休職制度を活用する
僕は一時期精神的に辛い時があり、2か月休職したことがあります。体とメンタルが悲鳴をあげていて、朝起きた時に体を起こすことが出来ず、「あ、これはまずい…」と思った自分がいました。さすがに今まで経験したことのない症状でしたし、休むことを第一に考え、病院にすぐさま駆けつけました。すると、自律神経失調症と診断され、会社に連絡し長期で休むことに。
罪悪感は全く感じませんでした。なぜなら、仕事より自分の体の方が最優先だったから。
「休むことは悪いことではない」と思えるだけで、心の負担が減ります。ぶっちゃけ、休むと会社に迷惑をかけてしまうと考えるのはNG。ぶっちゃけ、そこまで迷惑かけないですよ。
まとめ
「仕事に行きたくない」と感じるのは、心や体が発している大切なサインです。まずは自分を責めるのではなく、「なぜ行きたくないのか?」を冷静に分析し、できることから一つずつ実践してみましょう。
✅ 「行きたくない」気持ちを否定しない → 自分の感情を受け入れることで心が軽くなる
✅ 仕事が人生のすべてではないと考える → 仕事に縛られず、自由な選択肢を持つ
✅ 働き方を少しずつ調整する → 小さな改善がストレスの軽減につながる
✅ 「今日だけ頑張る」と考えてみる → 先の不安を考えすぎず、目の前の一歩を大切にする
✅ 本当にしんどいときは休んでもいい → 自分を守る選択肢を持ち、無理しない
今すぐできることから始めてみませんか?
まずは深呼吸をして、自分の心に「大丈夫」と声をかけてあげましょう。今日一日を乗り切るための小さな一歩を踏み出し、より良い働き方を見つけていきましょう。