こういった疑問にお答えします。
・ドメインとは?
・ドメイン名の決め方
・ドメイン名の決め方のルール
・ドメイン名を決めるときの注意点
皆さんに質問ですが、ドメイン名を何となく決めていませんか?
もし、適当に決めているのであれば今すぐやめましょう。なぜなら、ドメイン名は読者が最初に目にする重要な情報だからです。
このサイトはどんな情報を発信しているのか意識してドメイン名を設定しないといけません。
この記事では、ドメイン名を決める時に気を付けることやポイントを解説します。
本記事を読むことで、読者に印象づけるドメイン名を設定することができるでしょう。
ドメイン名で悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
ドメインとは?

ドメイン名の決め方を解説する前に、ドメインとは何か解説します。
ドメインとは、「インターネット上の住所」のこと。皆さんもURLを見たことあると思いますが、“https://XXX/”の“XXX”の部分がドメインです。
ドメインは早いもの勝ちなので、すでに誰かが使っているドメインは使用できません。
たとえば、あなたが新築の家を建てたとしましょう。そこへ、見ず知らずの人が「この家をつぶして私の家を建てます」と言ったとしましょう。
どうですか??
せっかく建てた家なので、潰すわけにはいきませんね。。。
ドメインも一緒ですでに他の人が登録しているものは、使用することができません。
ドメイン名の決め方

それでは本題に入っていきましょう!
ドメイン名を決めるときに、おさえておきたいポイントをご紹介します。
ポイントは以下のとおりです。
1.なるべく短くする
2.サイトの内容が分かる文字列にする
3.個人ブログの場合、ニックネームを含める
順番に見ていきましょう。
1.なるべく短くする
ドメイン名は、なるべく短めに設定することがポイントです。
なぜなら、読者がサイトの内容や名前を覚えやすくなるからです。
結論から言うと、読者はドメイン名を見ています。
これは友人から聞いた話です。プログラミングを勉強したく、どうやったら効率よく学べるか知りたくネットで検索してみたそうです。
すると、プログラミング初心者向けに解説された、プログラミング学習のロードマップに惹かれそれ以降、そのサイトをずっと閲覧しているらしいです。
聞いてみると。。。
「ドメイン名とサイトのタイトルが同じような意味だったから、覚えやすかった。次もこのサイトを見ようと思うようになった」
こんなことを言っていました。意外とドメイン名を見ている人は多い印象です。
ドメイン名は見る人が結構多いので、分かりやすく短めで設定しましょう。
2.サイトの内容が分かる文字列にする
ドメイン名は、サイトの内容が分かる文字列にしましょう。
ドメイン名とサイトの内容が全く異なると、読者は混乱します。
たとえば、
ドメイン名(例):https://programming.com
サイトの内容:小説の紹介
ドメイン名は、プログラミングに関する名前に設定しているので、読者からすると「プログラミングの情報を掲載している」と思ってしまいます。
ですが、いざサイトを開いてみると、小説の紹介がされている。。。
「このサイト紛らわしいな」と読者に思われてしまい、二度とサイトを閲覧されることはないでしょうね。。。
百歩譲って、途中でサイトのコンセプトを変えた場合はしょうがないです。
最初にドメイン名を設定する場合は、サイトでどんなジャンルの情報を発信していくのか、必ず確認するようにしましょう。けっこう、大事なことです。
3.個人ブログの場合、ニックネームを含める
個人ブログの場合は、ドメイン名にニックネームを含めると良いです。
個人ブログを運営する場合、ブログの執筆者がどんな人か気になる読者は多いです。友人に個人ブログを運営している人がいますが、「ともっちブログ」という名前で運営しています。
ドメイン名、サイトの名前、サイトの執筆者をすべて”ともっち”にしたことで、サイトを覚えてもらえるようになったそうです。
ニックネームをサイトに含めることで、覚えてもらったり、親近感を持ってもらいやすくなります。
皆さんも経験ないですか?
学生の時にニックネームで呼ばれている人って、クラスの人気者だったりしませんか?愛着が湧くことで、その人と話をしてみたいとか、なぜか嫌いになれないとか、いろいろ理由はあると思います。
いずれにしても、個人ブログの場合、名前を覚えやすいという観点から、ドメイン名にニックネームを付けることをおすすめします。
ドメイン名の決め方のルール

ドメイン名の決め方のルールをご紹介します。
ルールは以下のとおりです。
1.文字数3文字以上、63文字以下
2.大文字・小文字は区別されず、すべて小文字で表記される
3.半角英数字「A~Z」「0~9」と半角のハイフン「-」のみ使用可能
4.ハイフン「-」は、最初と最後に使えない
順番に見ていきましょう。
1.文字数3文字以上、63文字以下
ドメイン名は、文字数3文字以上、63文字以下で設定しましょう。
63文字まで設定できるとはいえ、63文字のドメイン名は読みにくいです。読者からすると、「このドメイン名なに?」と思われてしまいます。
先ほど紹介したように、ドメイン名はなるべく短めに設定しましょう。
2.大文字・小文字は区別されず、すべて小文字で表記される
大文字・小文字は区別されず、すべて小文字で表記されます。
今まで、大文字で表記されたドメインを見たことありますか?見たことあるという人は、教えてほしいです!
おそらくないですよね。
大文字で設定したとしても、表示されるのは小文字です。「大文字で表示してほしい!」と願っても、ルールなので小文字でしか表現されません。
3.半角英数字「A~Z」「0~9」と半角のハイフン「-」のみ使用可能
ドメイン名の使用可能な文字で以下があります。
半角英数字「A~Z」「0~9」
半角のハイフン「-」
「!」「;」のような特殊文字は一切使用することができません。
ぶっちゃけ、ドメイン名を設定するときに、サイトの内容が分かるような文字列にすることが一般的ですが、半角英数字や半角のハイフンで十分に表現可能です。なので、使用できる文字に制限があっても困りはしません。
どうしても特殊文字を使いたい!という人は少し不満が残るかもしれませんが。。。
4.ハイフン「-」は、最初と最後に使えない
ドメイン名の最初と最後は、半角ハイフン「-」は使用できません。
例を上げると以下のとおりです。
-abcdefg.com
abcdefg-.com
ぶっちゃけ、「ー」を使う人はあまり見かけませんが、使う場合は注意が必要です。
ドメイン名を決めるときの注意点

続いて、ドメイン名を決めるときの注意点をご紹介します。
ドメイン名を決める前に一度確認しましょう。
1.変更ができないため、慎重に決める
2.すでに登録されているドメイン名は使用不可
順番に見ていきましょう。
変更ができないため、慎重に決める
一度決めたドメイン名は、途中で変更ができません。
つまり、ドメイン名を適当に決めてしまうと、その名前でサイト運営しないといけなくなります。変更ができないので、サイト運営に支障がでる可能性があります。
どうしても変更したい場合は、新しくドメイン名を設定し、別のサイトに移行する必要があります。なので、今まで使用していたドメインのサイトは使用されないので、検索エンジンの評価がリセットされてしまいます。
やはり、ドメイン名を変えない方がいいですね。最初にドメイン名を決めるタイミングが一番重要です。
対策としては、サイトのコンセプトをしっかり決めることです。どんな内容のサイトにするか、しっかり決めることでドメイン名を迷うことなく決めることができます。
すでに登録されているドメイン名は使用不可
最初に説明しましたが、すでに登録されているドメイン名は使用不可です。
ドメイン名は、世界に一つしかないものです。つまり、早い者勝ちでドメイン名を決めることができます。
サイト運営を考えている人はなるべく早めにドメイン名を設定することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はドメイン名の決め方について解説しました。
結局のところ、読者の気持ちになりきってドメイン名を設定することが大事です。
読者がサイトを訪れた時に、違和感はないか、親近感が湧くかどうか考えてドメイン名を決めるようにしましょう。
では、また次の記事でお会いしましょう。