こういった疑問にお答えします。
・父親の育児参加がもたらす影響
・今日からできる子どもとの関わり方のヒント
はじめまして。
妻と子ども二人(2歳と0歳)で田舎暮らしをしている”はやきち”です。現在27歳のごく普通のサラリーマンで、毎日子どもの笑顔に癒されています。
育児に積極的なパパが増えてきている中、こんな悩みが増えています。「自分の育児の関わり方はこれでいいのか?」と。育児は積極的にしたい!けど、これでいいのか?と迷いがあるパパはたくさんいます。
近年の育児研究では、「父親の育児参加が子どもの社会性・自己肯定感・性別を超えた価値観の形成に影響する」という結果が数多く示されています。パパが育児に関わることで、子どもが自信を持ちやすくなり、親子の信頼関係も深まりやすくなります。
パパが育児に積極的に参加することで、結果的に子どもは健やかに成長し、パパ自身も「家族の中で必要とされている」充実感や幸福感を得られる
この記事では、父親の育児参加が子どもにどんな良い変化をもたらすのか、心理学的な視点も交えて、わかりやすく解説します。今日からできる関わり方のヒントも紹介しているので、「何から始めればいい?」と迷っている方も安心してくださいね。
自己肯定感が育ちやすくなる

パパが日常的に子どもと関わることで、子どもは「自分は大切にされている存在なんだ」と実感しやすくなります。
・名前を呼ばれながら話しかけてもらう
・一緒に遊んで笑い合う
・悩んでいるときに話を聞いてもらう
こうした小さな積み重ねが、子どもの”自信の土台”を育てます。
ある日、僕の子どもがこんなことを言いました。
「パパと話すの楽しい!いっぱい話すね!」パパは嬉しすぎて子どもをぎゅっと抱きしめました。あとから思うと、これも自己肯定感が高い証拠だよなと。
自分は話しても大丈夫なんだなと思えるからこそ、「いっぱい話すね」と子どもが言ってくれたのだと思う。
僕の経験からしても、パパが子どもと接することで自己肯定感が上がることを身をもって体感しました。「自分は大切されている」と子ども自身が思うことは、親のあなたも望んでいることではないでしょうか?
社会性やコミュニケーション力が育つ

パパが関わることで、子どもはさまざまなタイプの関係性を学ぶ機会が増えます。
・ママとは違う視点やルールを知る
・パパとのやり取りを通じて言葉の使い方を学ぶ
・一緒に遊ぶ中で「勝ち負け」や「譲る」経験をする
これは、幼児期にとても重要な“社会性の芽”を育てるうえで効果的。
パパはママと違って、子どもとアグレッシブに接することが多くないですか?「たかいたかい~」してみたり、急に鬼ごっこしてみたり、はしゃいでみたりと、パパならではの接し方で子どもの好奇心やチャレンジ精神を引き出すことができます。
パパと子どもと2人で公園で遊んでいる時のこと。子どもが「パパ、あそこの線までどっちが速くつくか勝負しよう」と言った。パパが「いいよ~」というと、急に子どもが走り出したので、とっさにパパも全力で追いかけてしまった。大人げないと分かっていたけど、パパが勝ってしまった。予定では負けるつもりだった(笑)。子どもが負けたせいで落ち込んでいたら、「次は勝つからね!」と負けず嫌いな一面を見れました。
こんな感じで、「勝ち負け」を経験して子どもがどう感じるか、それによって成長をもたらすことだってあります。
性別を超えた”人との関わり”を学べる

父親が育児に関わることは、子どもにとって「男女ともに育児をするのが当たり前」な価値観を育てる土壌になります。
一昔前は、「パパは仕事してお金を稼ぐ」「ママは家事と育児をする」といった感じで、役割が分担されていました。でも、今では、夫婦どちらとも仕事、家事、育児をする時代へと変わってきています。
子どもに、「男女ともに育児をするのが当たり前」という価値観を育てることはとても重要なこと。
男の子にとっては、
- 「男でも家事や育児をするのが自然なんだ」
- 「やさしさや共感は強さでもある」
という学びになり
女の子にとっては、
- 「パパも家のことに関わってくれる」
- 「男の人にも頼れるし、甘えていいんだ」
という安心感につながります。
これは将来の人間関係や家族観にも深く影響します。
まとめ
パパが育児に関わることで得られるのは、ママのサポートやその場しのぎの手伝いではなく、子どもの心と未来に残るかけがえのない価値です。
- 自己肯定感が育つ
- 社会性が伸びる
- 男女関係なく協力し合う価値観が育まれる
あなたの関わりは、たとえ短い時間でも、確かに子どもに伝わります。
まずは、今日の「遊び5分」からでもOK。
子どもと過ごす時間が、未来の信頼と絆をつくっていきます。