副業

副業で起業する選択肢のメリット3選!

会社勤めをしている人の中には、「将来会社を辞めて起業したいな」と考えている人もいるはずです。

一度の人生ですから、雇われる側ではなく、自分の力のみで稼ぎたいと考えるのも悪くありません。

しかし、起業には「失敗」というリスクが付いて回ります。

そこでおすすめしたいのが、「副業で起業する」という選択肢です。

いったいなぜ副業から起業をする方法がおすすめなのでしょうか?

この記事では、そんな「副業で起業する選択肢のメリットとおすすめの職種」について解説していきたいと思います。

30代以降の起業はリスクが高い

まずは起業のリスクを知っておきましょう。

起業は、成功すれば自分の裁量でビジネスができ、成功すれば会社員以上の収入が得られます。

しかし、失敗する可能性もあり、その際にはキャリアが傷つくだけでなく、借金を抱える可能性も高いのです。

20代での失敗であればまだ人生をやり直すことも可能ですが、30代以降で起業に失敗してしまうと、人生を立て直すのに精一杯となり、成功を掴む可能性がかなり低くなってしまいます。

多くの人が「起業をしてみたい」と考えているにもかかわらずそれを実行しないのは、この「リスク」を恐れているからなのです。

副業で起業する選択肢のメリット

冒頭でも挙げた通り、会社員が起業をするならば、「副業で起業すること」がおすすめです。

そのメリットをいくつか挙げてみましょう。

スキルと経験値を高めた状態で起業できるから

副業を始め月日が経っていけば、必然的にそのビジネスのスキルと経験値は上がっていきますよね。

起業した当初は、従業員を雇う余裕はほぼなく、雇ったとしても最低限の人数となることでしょう。

そのため、自分自身が作業をする機会がかなり多くなるはずです。

いかに資金を用意し起業したとしても、その際にスキルと経験が乏しければ成功を掴むのは難しいと言えます。

逆に自身に十分なスキルと経験があれば、人件費などを掛けずに効率よく利益を生み出せるため、事業を軌道に乗せやすいでしょう。

また、スキルと経験があれば、事業規模を拡大する際に従業員を教育できるといったメリットもあります。

会社員を辞めて起業したい業種の仕事を2~3年こなして経験値を上げるよりも、会社員という安定した毎日を送りながら副業でスキルと経験値を高めていく方が、明らかにリスクは少ないと言えるでしょう。

起業する際の資金を貯めることができるから

起業をする際には、当然ながら資金が必要ですよね。

従業員を雇わずに自分1人で行う小規模な事業ならば、200万~300万円程度で起業できることもあります。

それでも、会社員の給料から毎月貯蓄するだけでは、なかなか資金が貯まらない可能性が高いでしょう。

事業資金を借入れして起業する人も多いですが、その額はなるべく少ない方が当然事業を成功させる可能性は高まります。

しかし、副業をしていれば、その金額をそのまま企業を資金に充てることが可能なので、資金的な余裕が生まれるはずです。

毎月5万円の副業収入を得て3年間過ごしその金額を起業に充てれば、180万円を用意できることになります。

会社員時代のボーナスなどを一部資金に回すことができれば、借入れをせずに起業することだって可能なのです。

自分に合うビジネスかどうか判断できるから

ビジネスは、実際に始めてみないことには自分に本当に合っているかわかりません。

「やりたい」といった気持ちが強くても、適性がなければ成功を掴むのは難しいものです。

いきなり起業するのではなく、そのビジネスで副業を始めれば、自分に適性があるかどうか判断することができます。

いわゆる「お試し」ができるというわけです。

副業として取り組み、起業して本業にできるイメージが湧くのであれば、思い切って勝負してみても良いですし、その逆に副業を始めたものの、なかなか上手くいかずに起業のイメージが湧かないのであれば、違うビジネスに切り替えた方が良いと判断できるはずです。

起業して数年間は、その情熱によって多少無理をして頑張れるものですが、10年、20年その事業を続けていくためには、やはり無理しすぎずに安定した収益を上げられることが重要です。

そのためには、やはり自分に合ったビジネスであることが特に重要だと言えるでしょう。

まとめ

今回は、「副業で起業する選択肢のメリット」について解説してきました。

もしも将来的に起業をしたいと考えているならば、副業として始めてみることをおすすめします。

・スキルと経験値を高めた状態で起業できるから

・起業する際の資金を貯めることができるから

・自分に合うビジネスかどうか判断できるから

これらのメリットにより、きっと成功する確率を高めることができるはずですよ。

ぜひ自分に興味があるビジネスを副業で行えるかどうかを、一度考えてみてはいかがでしょうか?