近年、自身のスキルを活用しクラウドソーシングサイトやSNSを通じて副業を行う方も増えてきていますよね。
様々なスキルの中でも人気が高いのが、「イラスト」です。
イラストレーターとして活動することで、副業であっても1ヶ月に5万円以上稼ぐことも十分に可能となります。
この記事では、そんな副業イラストレーターに求められるスキルについて解説していきたいと思います。
副業イラストレーターに求められるスキル
それでは、さっそく副業イラストレーターに求められるスキルを具体的に挙げていきましょう。
絵の上手さ(画力)
スポーツ選手やアーティスト、俳優、各行業種の専門家がアマチュアよりもハイレベルな仕事をこなせるように、イラストレーターも単純にアマチュアよりも上手く描ける(もしくは誰も真似できない味のある絵を描ける)必要があります。
近年ではネットを活用し絵を上手に描くスキルを一昔前よりも容易に学べるようになりました。
それゆえに、格段に早く上達することも可能です。
しかし、それでも「一定以上のセンス」が必要であるスキルであるともいえます。
もしも小学校、中学校といった学生時代に「絵が上手いね」と何度か褒められたことがあるならば、副業イラストレーターとして活動できるセンスがある程度あると判断できるでしょう。
ある程度のセンスがある方であれば、イラストの勉強を1~2ヶ月行うことで十分に副業イラストレーターとして活動できるはずです。
画像作成ソフトを使いこなせるスキル
かつてイラストは紙に描いていましたが、現代では案件のほとんどがデジタルでやり取りされます。
そのため、イラスト自体もデジタルで描くケースが非常に多くなっています。
具体的には、「illustrator」や「Photoshop」「Adobe XD」「CLIP STUDIO PAINT」「アイビスペイント」といった画像作成ソフトを使用してイラストを完成させていきます。
レイヤーやズームイン、ズームアウト、色混ぜ、塗りつぶし、グラデーション、図形、フラッシュ、ブラシ、キャンバスの回転、3Dレイアウトなど実に様々な機能が備わっているため、使いこなせればプロ級のイラストが描けるようになります。
それぞれのスキルの使用方法自体は難しくありませんが、ソフトの機能の7~8割使用できるまでにはある程度の時間が必要となります。
こればかりは慣れていくしかないため、とにかく様々なツールを試しながらスキルとして培っていくしかないでしょう。
クライアントの要望を汲み取るスキル
どれだけイラストが上手くても、クライアントが望むイラストが描けなければ副業であっても稼ぐことはできません。
イラストのスキルを売るということは、「クライアントの求めるイラストを描けること」です。
そのため、受注する際にしっかりとクライアントの要望をヒアリングし、希望するイラストを汲み取らなければなりません。
たとえ自身が納得できるイラストが描けたとしても、クライアント側が求めるイラストとずれてしまえばそれは良い仕事とはいえず、再び同じクライアントから依頼を受けることはできないでしょう。
イラストレーターとして副業収入を得るためには、一定以上のコミュニケーションとヒアリングスキルが必要なのです。
様々なジャンルがあるイラストの副業
イラストの副業といっても、その種類は1つではなりません。
SNSのアイコン作成の仕事やLINEスタンプ、サイトやブログのヘッダーイラスト、似顔絵作成、ウェルカムボードの作成など、その種類は多岐にわたります。
漫画イラストもありますよね。
近年増えてきているのは、「キャラクターイラスト作成」です。
Vtuberイラストやモデリングといったキャラクター作成は、需要の大きいジャンルであるといえます。
人気のイラストレーターさんになると数ヶ月待ちになるケースも珍しくありません。
キャラクターデザインは依頼単価も高いため、1ヶ月に1本でも5万円以上稼げます。
もちろん必要なスキルは高めですし、センスも求められるジャンルであるため簡単ではなりませんが、副業イラストレーターとして仕事をこなしながらもキャラクターデザインが受注できるようになっていくと、長期的に効率よく収入を得られるでしょう。
副業をこなしながら自身んが得意なジャンルを見つけ、そのジャンルに特化したイラストレーターとして活動していくのもおすすめです。
まとめ
今回は、「副業イラストレーターに求められるスキル」について解説してきました。
イラストレーターとして副業収入を得るためには、画力だけでなく「画像作成ソフトを使いこなせるスキル」や「クライアントの要望を汲み取るスキル」も必要です。
絵が好きでデジタルイラストが描ける環境を整えられる方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?