パパのメンタルケア・成長

周りと比べすぎてしんどいパパへ。“他人軸”を手放すヒント

どうも、こんにちは!妻と子ども二人で暮らしているサラリーマン27歳、”はやきち”です!

「隣の家のパパは、いつもニコニコしてて育児も完璧そう」
「SNSを見ると、仕事も家庭も充実してる“理想の父親”がたくさん」
「なんで自分は、うまくできないんだろう…」

そんなふうに、周りと比べて落ち込んでしまうことはありませんか?

とくに育児や家事、夫婦関係、仕事までこなそうと頑張るパパにとって、
“誰かと比べる”ことは、知らず知らずのうちに自分を苦しめてしまう罠になります。

この記事では、
周囲との比較でつらくなっているパパに向けて、
“他人軸”を手放し、“自分軸”で生きるヒントをお届けします。

この記事を読むことで得られること

・「他人と比べたくなる心理」の正体がわかる

・自分を追い詰めない考え方が身につく

・毎日が少しだけ軽く、穏やかになる思考習慣が手に入ります

あなたは、もう十分頑張っている。
そのことに気づくために、まずはこの文章を、ゆっくり読んでみてください。

なぜ人は、比べてしまうのか?

他人と自分を比べてしまうのは、
あなたが劣っているからでも、心が弱いからでもありません。

それは、人間の本能です。

進化の過程で、人は「群れの中で生きる」ことが必要でした。

  • 誰がリーダーか

  • 誰が役に立っているか

  • 自分は群れの中でどう見られているか

こうした情報を得て、
身の安全や社会的立場を守るために、「比較する脳」が育ってきたのです。

現代社会は“比較材料”の洪水

この本能に、現代は過酷すぎます。

  • SNSで流れてくる幸せそうな家族の写真

  • ママ友・パパ友の育児武勇伝

  • 職場の“できる人”の話

これらはすべて、無意識に自分との比較対象になります。

でも、
人は人。自分は自分。
それが頭ではわかっていても、感情が追いつかないのが本音ですよね。

比較がもたらす3つの“しんどさ”

比較がもたらすしんどさは次のとおり。

“自信”を削る

「自分はあの人みたいにうまくできていない」
「俺、パパとしてダメなんじゃないか」
こんな思考は、自己肯定感を確実に下げます

自信を失ったパパは、
本来できることさえ「自分には無理」と感じてしまい、どんどんやる気を失っていく悪循環に。

“家族への優しさ”が減る

自分に余裕がないとき、
一番影響を受けるのは、家族との関係です。

  • 子どものぐずりにイライラする

  • パートナーの言葉にカチンとくる

  • 愚痴を聞く余裕がなくなる

これは「比べること」で削られた心のエネルギーが原因です。

“本当の自分”を見失う

「〇〇みたいなパパにならなきゃ」
「みんなやってるから、俺もやらなきゃ」

そうやって“他人の理想”を追い続けていると、
自分が本当にやりたいこと、向いていることが見えなくなる

結果、「誰かの正解」で生きようとして、どんどん苦しくなっていきます。

“他人軸”を手放すということ

他人軸とは

他人の価値観・評価・目線を基準にして、自分の行動や感情が決まること

たとえば、

  • SNSの“いいね”がつかないと落ち込む

  • パートナーから褒められないとやる気が出ない

  • 他のパパより劣っていると感じてしまう

これらは、すべて「他人軸」の生き方です。

“他人軸”のまま生きるとどうなるか?

他人軸のまま生きると次のようになります。

  • 人の目が気になる

  • 嫌われないように行動してしまう

  • 自分の「やりたい」「大切にしたい」がわからなくなる

つまり、人生が“誰かのための舞台”になってしまうのです。

“自分軸”で生きるパパになるには?

他人軸ではなく自分軸で生きるにはどうしたら良いのか?

「理想のパパ像」は“自分で決める”

  • 家事を全部完璧にこなすこと?

  • 子どもとたくさん遊ぶこと?

  • パートナーに寄り添うこと?

どれも素晴らしいけれど、
全部やる必要はありません。

大切なのは、
「自分はどんなパパでありたいか?」を自分自身で定義すること

・子どもに何を一番伝えたい?

・家庭でどんな役割を担いたい?

・自分がやっていて気持ちのいいことは?

その答えが、あなたの「自分軸のパパ像」になります。

比べるなら“過去の自分”とだけ

成長や変化を実感したいなら、
他人じゃなく“昨日の自分”と比べることを意識しましょう。

たとえば、

  • 昨日は寝かしつけでイライラしてたけど、今日は5分だけ我慢できた

  • 先週より子どもと一緒に笑う時間が増えた気がする

これこそが、真の自己肯定感を育てる比較です。

“できてること”に目を向ける習慣

人はつい、「できていないこと」ばかりに目が向きがち。

でも、「できたこと」「頑張ってること」にフォーカスすると、
心のエネルギーがじわっと回復していきます。

簡単な方法は次のとおり。

・寝る前に「今日できたこと」を3つ書く

・「ありがとう」を自分にも言ってみる

・家族に褒められたら素直に受け取る

比較から自由になる思考のクセづけ

SNSは“人の舞台裏を見せていない”ことを忘れない

キラキラした投稿や、理想的な家庭の写真。
それらは一部であり、演出でもあります。

本当にしんどい瞬間や、
葛藤、怒鳴ってしまった夜、自己嫌悪に陥った朝は、
誰も投稿していないだけ

他人の表舞台と、自分の裏側を比べて落ち込むのは、
不公平な比較です。

子どもの笑顔が、あなたの“答え”になっている

他人に認められなくても、
「パパ!」と駆け寄ってくれる子どもがいる。

それだけで、あなたはもう十分、“誰かにとっての最高の存在”です。

最後に:あなたがあなたであるだけで、価値がある

他人と比べて落ち込むのは、
それだけあなたが真面目で、
「もっといいパパになりたい」と思っている証拠です。

でも、忘れないでください。

  • 誰かの基準で、あなたを測らなくていい

  • 完璧じゃないあなたも、家族にとっては“唯一のパパ”

  • あなたのペースで、あなたの軸で、生きていい

今日も、朝起きて、仕事をして、
子どもに笑顔を向けたあなた。

それだけで、もう100点です。

“誰かの人生”ではなく、“自分の人生”を歩いていけますように。
その第一歩を、今日から始めてみてください。