暮らし・家事・家族との時間

育児と家事が回らない…!共働き家庭が試すべき「タスク効率化」の5つの習慣

どうも、こんにちは!妻と子ども二人で暮らしているサラリーマン27歳、”はやきち”です!

「ご飯つくって、子ども寝かせて、洗濯して…もうこんな時間?」

「1日が一瞬で終わる」そんなふうに感じたこと、ありませんか?

育児は“感情労働”とも呼ばれるほど、心も体も消耗するもの。
そのうえ、やることは無限。朝から晩まで“タスク”に追われて、心に余裕がなくなる日も多いですよね。

でも、ちょっとした「仕組み」と「考え方」を変えるだけで、その“回らない毎日”がラクになるかもしれません。

この記事では、育児をしながらでも無理なくタスクを効率化するための5つの習慣を、ストーリーや実体験も交えてご紹介します。

本記事を読むことで得られること

・やることだらけの毎日が「少しだけ、軽く」なる仕組みがわかる
・家事・育児の分担がスムーズになり、夫婦のギスギスが減る
・「また怒ってしまった…」を防ぐ心の余裕がつくれる
・未来の自分を褒めたくなる、“続けられる時短育児”が見つかる

では、さっそくいきましょう!!

「見える化」で“家事の偏り”を可視化する

「なんで私ばっかり…」

ある日、夕食後にシンクいっぱいの洗い物を見て、Aさん(共働きママ)はつい、ため息をつきました。
その隣でテレビを見ていた夫に思わず声をかけます。

「ねえ、今日保育園の送り迎えと、洗濯と、買い出しも私だったよね?」

夫は一瞬考えたあと、こう返しました。

「え、俺もゴミ出したし…洗い物ちょっとしたし…頑張ってるつもりだけど…?」

この瞬間、Aさんの中で何かがプツンと切れたといいます。

「“やってるつもり”と、“実際にやっている量”って、こんなにズレてるんだ…」

それが、Aさん夫婦が家事育児の「見える化」に取り組むきっかけになりました。

対策:タスク表やアプリで「見える化」する

「見える化」は、感情でなく事実ベースで家事分担を見直すための有効な第一歩です。

結局、家事をどれだけやったか見える化していないと、疑心暗鬼になりがち。夫婦の火種になることも。。。

具体的には、

  • ホワイトボードに「今日やった家事」を書き出す

  • 「名もなき家事」もリスト化する(例:おむつの補充、洗剤の詰め替え、提出物チェック)

  • タスク管理アプリ(例:「Yieto」「TimeTree」など)で夫婦の見える化を自動化

夫婦でどんな家事をしたか、共有することが大切です。実際に僕も妻と共有してますし、たまに家事をやってないのがバレますが。。。(笑)

メリット

・見えなかった「ありがとう」が可視化される
・感覚のズレから生じるケンカが減る
・パートナーへの不満が、”改善の話し合い”に変わる

Aさん夫婦は「見える化」を続けたことで、
「やってる/やってない」ではなく、
「どう分けたらお互い楽か?」という前向きな会話が増えたそうです。

育児のしんどさは、見えないタスクが見えないまま積もることでもある。
だからこそ、まずは“お互いの頑張り”を見える形にすることから、はじめてみませんか?

「完璧を捨てる」でストレス激減

「今日は冷凍うどんでごめんね…」
夕飯の食卓で、Aさん(30代・2児のママ)は思わずつぶやきました。
仕事も育児もバタバタで、買い物に行く時間もなかった日。
キッチンに立つ余裕もなく、ストックしてあった冷凍食品で済ませたのです。

でも、そのとき隣にいたパパがこう言いました。
「ごめんって言わなくていいよ。むしろうどん助かる(笑)」
さらに、長男が「おいしいね!」と笑顔でおかわり。

その瞬間、Aさんはふと気づいたといいます。
「がんばって完璧にしようとするほど、私が勝手に苦しんでたんだ」って。

それから彼女は、“手抜きじゃなくて、手放す”ことを意識するようになりました。

やりすぎていませんか?

全てを完璧にしようとする意識は、めちゃくちゃすごいです!!
ですが、自分を苦しめているのなら今すぐ完璧を捨てたほうがいい。。。

・食事は毎食バランス完璧じゃなきゃだめ??

・洗濯物はその日のうちにたたまなきゃ?

・寝る前は必ず絵本を読まないと親失格?

そんなふうに、自分自身に“理想の親”を課していませんか?

効率化のためのマインドチェンジ

自分がやらなきゃという思いが強いと、つい自分を追い込んでしまいがち。

まずは、マインドチェンジをして”効率化する”意識を持つようにしましょう。

・「やらなきゃ」を「やってもいい」へ

「100点を目指す」より「60点を続ける」←これおすすめ(笑)

・他人の育児ではなく、自分の家庭に合った形を探す

ちなみに僕がやってよかった”手放しポイント”は次のとおり。

やってよかった”手放しポイント”例

・週3日は冷凍食品 or ミールキットにする
・洗濯は「たたまない収納」で時短&ラク
・子どもがYouTube見てる間に自分の休憩時間を確保

Aさんは今、「冷凍うどんの日」があることで、心にも家族にも余裕ができたと話します。

完璧を目指すのは、やめてもいい。
大切なのは“がんばり続けること”じゃなくて、“笑顔でいられること”。

まずは、自分にこう言ってあげてください。

「今日もよくやった。手抜きじゃなくて、愛の工夫だよ」って。

「ルーティン化」で判断力を温存

朝7時。Aさん一家のリビングでは、いつもの「バタバタ劇場」が開幕します。

「パジャマ脱いでって言ったでしょ!」
「ごはん食べて!もう時間ないよ!」
「保育園のカバン、準備できてる!?」

そんな怒号が飛び交うたびに、Aさんは毎朝、体力も気力も削られていました。
“どうしてうちは毎朝こんなに騒がしいの?”と悩んでいたある日、保育園のママ友から言われた言葉がきっかけになったそうです。

「うちは“朝の流れ表”貼ってるよ。子ども、自分で動くよ!」

早速Aさんも、朝の流れを「順番ポスター」にして壁に貼ってみました。

  • 起きたら → 顔をふく

  • 次に → お着替え

  • その次 → 朝ごはん

イラスト入りで楽しく見せたところ、
なんと5歳の娘さんが自分から支度を始めるようになったんです。

「“いちいち指示する”がなくなるだけで、朝ってこんなに静かになるんだ…」
Aさんは思わず笑ってしまったといいます。

“判断疲れ”していませんか?

育児中の親は、1日中「次何する?」「どうする?」の判断に追われています。
その数、なんと1日35,000回以上とも言われているのです。

これでは、心のエネルギーがどれだけあっても足りません。

そこでおすすめは、ルーティン化すること!

ルーティン化のポイント

・”決めておく”だけで疲労が激減
・朝の支度、夜の寝かしつけ、休日のお出かけなど
1日の中で“よく詰まる場面”からルーティン化すると◎

わが家の実例も紹介しますね。参考にどうぞ。

時間帯 行動内容 備考
6:30~ 起床→顔ふき→着替え イラスト表を壁に貼る
7:00~ 朝食→歯磨き→トイレ 椅子に座ったらまず食べるルール
7:30~ 出発準備(靴、かばん) 時計の針で「出発時間」を見せる

ルーティンは“家族みんなで共有できるスケジュール”になります。

子どもも「次に何すればいいか」が分かると、自分で動けるようになる=自立心が育つという大きなメリットも。

Aさんは今、朝の支度で怒ることがほとんどなくなったそうです。

「ルーティンって、“親のための手抜き”じゃなくて、“子どもが安心して動ける”工夫だったんですね」
と語ってくれました。

「次どうする?」を決めなくて済むだけで、1日はもっとラクになる。
あなたも、“迷わない仕組み”から始めてみませんか?

「デジタル化」で時短の味方に

Aさんは、毎週末の買い出しが苦痛でした。
子ども2人を連れてスーパーへ行くと、カートは暴走、次男はグズグズ、会計の列では泣かれる…
やっと買い物を終えたときには、ヘトヘトで夕飯を作る気力も残っていない。

「もう無理。週末が楽しみじゃなくなる…」

そんなとき、妻がふと提案したんです。

「ネットスーパー、使ってみない?」

最初は少し抵抗があったAさん。でも実際に使ってみたら、“神すぎた”

スマホでポチポチするだけで、必要な食材が翌日には届く。
重たいものも、冷凍食品も、ベビーフードも。
外出のストレスがゼロになったことで、家族の時間が1時間まるっと増えたと感じたそうです。

「なんで今まで使ってなかったんだろう…」
Aさんは笑いながらそう言いました。

アナログ育児に限界を感じたら

育児の現場は、昔ながらのやり方だけでは回りません。いまは“時短”や“自動化”を手伝ってくれるツールが、山ほどあります。

使いこなすことで、「自分の時間」と「家族の笑顔」が増えるのです。

おすすめの”時短アイテム&サービス”は次のとおり。

カテゴリー ツール・サービス 効果
スケジュール管理 Googleカレンダー・TimeTree 夫婦で予定を共有&確認ミス防止
食材・日用品 ネットスーパー・Amazon定期便 買い物ストレス削減
家電 ドラム式洗濯乾燥機・食洗機・ロボット掃除機 家事時間を1日1時間削減
子どもとの連携 時計アプリ・ごほうびスタンプアプリ 支度・お手伝いの習慣化に
Aさん一家の変化

・毎週末の”買い出し疲れ”がゼロに
・食洗機で夫婦の言い合いが激減
・ドラム式洗濯乾燥機のおかげで、夜の寝かしつけが余裕を持ってできるように

Aさんは今、家事と育児の「手間」をテクノロジーに預けた分、
“心の余白”を家族との時間に注げるようになったと言います。

はやきち
はやきち
便利なものは、迷わず使っていい。それで守れる時間や気持ちがあるなら、むしろ使うべきだと思います

あなたも、がんばりすぎる前に一度、“頼れるもの”を探してみませんか?
テクノロジーは、忙しい家庭の“第3の育児パートナー”です。

「頼る力」を持つと家庭は回りだす

「ごめん、今日もお風呂お願いしていい?」

Aさんは、いつものようにその言葉を飲み込みました。
「夫も仕事で疲れてるし、頼むのは悪い気がして…」

でもある日、限界がきたんです。
保育園からの呼び出し、帰宅してもイヤイヤ期真っ最中の息子、山積みの洗濯物に食べこぼしの床…。
その夜、ついに声が出なくなりました。心も体もフリーズしたのです。

見かねた夫が、初めて真剣な顔で言いました。

「お願いだから、もっと頼って。オレ、何もできてなかったんだね」

その日を境に、ふたりの家事育児スタイルは変わり始めました。

頼ること=弱さではなく、”家庭としての選択”

「自分が我慢すればうまく回る」
「頼ったら、怠けてるって思われるかも」

そんな考えに縛られている人は、きっとあなただけではありません。

でも、家庭は“協力して作るチーム”です。
苦しいときこそ、“役割を預けること”が、家庭を守る一手になるのです。

頼る力を持つと、起きる変化

・パートナー:具体的に「これお願い」と言われた方が動きやすい
・親族:頼られると“必要とされてる”と感じて案外喜んでくれる
・外部サービス:ベビーシッターや家事代行は、今や共働きの必需品

Aさん夫婦のその後

週1回は家事代行を導入。
夫は「お風呂と寝かしつけ」が“自分の担当”になった。
子どもとの距離が縮まり、ママの機嫌も明らかに良くなった。

すると、家の中の空気がガラッと変わったそうです。

「“誰かに任せていい”って思えるようになったら、ようやく“自分の時間”が戻ってきた気がしました」
Aさんは、そう笑ってくれました。

頼ることに、罪悪感はいりません。それは、家庭をより良くする“選択”です。

「ありがとう」を言い合える毎日のために、あなたも今日、ひとつ“頼る”を増やしてみませんか?

まとめ

「1日が終わったのに、何も終わっていない」 ——そんな毎日にサヨナラするための5つの習慣。

  1. タスクの「見える化」で偏りをなくす
  2. 「完璧」を手放して心を軽くする
  3. ルーティン化で“考えない仕組み”を作る
  4. デジタル・家電で「自動化&時短」
  5. 一人で抱えず「頼る力」を持つ

どれも、特別な準備は要りません。

小さな見直しが、毎日を変える一歩になります。

今日から始められる“育児の効率化”、あなたも試してみませんか?