社外で副業をすることを認めている企業も50%を超えてきている現代は、「副業をするのがスタンダードな時代」であると言えます。
多くの会社員が副業を行っていますし、これから副業を始めたいと考えている人も多いはずです。
しかし、残念ながらすべての人が副業を成功させられるわけではありません。
副業に向いている人であれば、長期的に安定した収入を得られますが、向いていない人の場合は、挫折してしまったり思ったほど稼げなかったりするのです。
この記事では、そんな「副業に向いている人と向いていない人の特徴」について解説していきたいと思います。
副業に向いている人と向いていない人
それでは早速、「副業に向いている人」と「向いていない人」の特徴を挙げていきましょう。
時間に対する意識が強い人は向いていて、意識が低い人は向いていない
副業は、本業から帰宅した後や休日に時間を作って行わなければなりません。
体力や精神力は有限であり、帰宅した段階でその日の体力や精神力はそこまで多くないというのが現実ですよね。
時間をあまり意識せずに過ごしていると、「帰宅後夕食を食べのんびり疲れを癒していたら22時を過ぎていた」といったことも多くなります。
休日も、前日に夜更かしをしたことにより起床がお昼前になり、起きてからもダラダラしてしまい結局副業を行うことができないといったことも多くなるはずです。
時間に対する意識が低い人は、残念ながら副業に向かないと判断できるでしょう。
その逆に、仕事中に「今日は帰宅して夕食を食べたら1時間半くらい副業をしよう」といったように時間に対して高い意識がある人は、副業に向いていると言えるでしょう。
体力のある人は向いていて、体力のない人には向いていない
副業は、気軽に1ヶ月数万円稼いでいるイメージがありますが、実際にやってみるとかなりつらいものです。
本業とは別に働かなければならないので、必然的に体力面での負担は大きく、副業が原因で体調を崩すケースも多かったりします。
副業を始めて2~3ヶ月くらいの間は、モチベーションが高い状態であるため、無理をしても何とか乗り切れるものです。
しかし、そういった生活が続くと、モチベーションも下がり疲れも溜まってきてしまうので、失敗する可能性が高まります。
そのため、長期間安定的に副業収入を得るためには、一定以上の体力が必要不可欠なのです。
体力がないと自覚している人は、副業を始める前にある程度体を鍛えておきましょう。
リフレッシュが上手い人は向いていて、リフレッシュできない人は向いていない
副業は前述した通り体力的にもつらいものではありますが、精神的な負担も大きくなります。
総収入は上がるため、経済的な安心感や将来への不安などは軽減しますが、「帰宅してからも働かなければ」といったつらさがあるわけです。
そういった辛さを軽減するために、上手にリフレッシュをする必要があります。
時間を見つけて、「最近疲れが溜まっているからサウナとマッサージをしてリフレッシュしよう」と迅速にリフレッシュができる人は、その後副業に集中することができ安定した収入を得られます。
しかし、上手くリフレッシュできずにギリギリまで頑張ってしまう人などは、結局体力や精神的が限界を超え、回復させて再び副業ができる状態になるまで1週間以上掛かってしまうこともあるのです。
タイミングや方法など、リフレッシュに対する意識が高い人は、副業に向いていると言えるかもしれません。
その逆に、リフレッシュするのが苦手な人は、副業を始める前にリフレッシュをする方法と重要性をしっかりと理解しておくべきだと言えるでしょう。
副業をする目的が明確な人は向いていて、不明確な人は向いていない
副業をする動機が、「なんとなく収入が上がればいいかなと思って」というものであったならば、高い確率で挫折することになるでしょう。
前述した通り、副業は体力的にも精神的にもつらいものであり、強い体と意志がなければ長期間安定して稼ぐことは出来ません。
例えば、「月に3万円稼いで、半分を貯蓄し半分を旅行費用として貯める」といった目的があれば、その目的を達成させようと頑張れるはずです。
目的があれば、時間管理の意識も自然と高まりますし、体力を付けたりリフレッシュをしたりといった工夫も積極的に行うことでしょう。
しかし、目的がなければ、「今日はめんどくさいからいいかな」というように、副業をやらない日が増えていき、挫折してしまう可能性も高まります。
まとめ
今回は、「副業に向いている人と向いていない人の特徴」について解説してきました。
・時間に対する意識が強い人は向いていて、意識が低い人は向いていない
・体力のある人は向いていて、体力のない人には向いていない
・リフレッシュが上手い人は向いていて、リフレッシュできない人は向いていない
・副業をする目的が明確な人は向いていて、不明確な人は向いていない
これから副業を始めようと思っている人は、ぜひ自分自身が向いているかどうかを判断してみましょう。
ただし、向いていなかったとしても、意識すれば変えることができます。
「向いている人」に変わることができてから、始めることをおすすめします。