副業の種類はとても多いですが、もしも特定のスキルを有しているならば「オンラインレッスン」の副業を始めてみるのもおすすめです。
なぜならば、実際のそのスキルを基に稼ぐよりも効率良く高収入が狙えるからです。
この記事では、そんな「オンラインレッスンを副業にするメリットと必要なスキル」について解説していきたいと思います。
オンラインレッスンを副業にするメリット
それではまず、オンラインレッスンを副業にすることで得られるメリットをいくつか挙げてみましょう。
今ある知識を基にしているため少ない労力で稼げる
オンラインレッスンは、知識やスキルの浅い人に対して教える仕事であるがゆえに、基本的に今有している知識だけで完結します。
新たなスキルを身につけなくても良いので、すぐに始められますし、1つ1つのやり取りも少ない労力で済みます。
実際にそのスキルを基に企業や個人から依頼を受け作業をする場合には、「依頼内容のヒアリング」→「具体的な納品レベルの擦り合わせ」→「作業、納品」→「クライアントチャック」→「修正、再納品」→「承認」といったような取引となります。
求められるクオリティを超えるために様々な労力と時間をかけなければなりませんが、オンラインレッスンの場合は事前にある程度レッスンの骨組みを決めておけば、あとは「教える」「質問に対して答える」といった作業のみとなるため、心身の負担が少なくて済むわけです。
初期投資がいらない
オンラインレッスンは初期投資が必要ありません。
なぜならば、有しているスキルを基に稼ぐわけですから、新たにお金をかけてスクールなどに通いスキルを身につけなくても良いからです。
もちろん、オンラインレッスンをするためにスキルを身につけるといった人もいるかもしれませんが、実際に人に教えるには実務経験が必要不可欠なので、いきなりオンラインレッスンの副業を行うのは現実的ではありません。
PCやネット環境があり、スキルを有していれば一切の初期投資が必要なく、クラウドソーシングサイトやオンラインレッスン専門のサイトで稼ぐことができるのです。
働く場所や時間を自身でコントロールできるというのも大きなメリットの1つといえるかもしれません。
需要が今後も多い
オンラインレッスンの需要は現時点(2024年11月時点)で非常に高いですが、今後その需要はさらに高まっていくことでしょう。
なぜならば、ネット社会になったことでスキルさえあれば個人でも稼げるようになっていて、それに気づいた人たちがこぞってスキルを習得したいと考えているからです。
現在は20代や30代、40代といった若年層の人たちが積極的にスキル習得を試みていますが、今後はさらに上の世代の人たちもスキル取得を目指すはずです。
そういった意味では、今後10年間は需要が高まり続ける副業であるといえるでしょう。
オンラインレッスンに必要なスキル
それでは、ここからは実際にオンラインレッスンの副業をするにあたって必要なスキルを挙げていきましょう。
確かなスキル
まずはなんといっても「確かなスキル」は必須だといえるでしょう。
中途半端なスキルならば、そのジャンルをゼロから始める初心者にしかレッスンすることはできません。
初心者から中級者を目指す人にレッスンする場合には、基本を教えるだけでなく、応用テクニックもしっかりと教えられなければいけません。
そのため、もしも自身が中級者程度であるならば、初心者限定に絞ってレッスンすることや、基本スキルや中級スキルを何週間かしっかりと学びなおした上でオンラインレッスンを始めてみることをおすすめします。
ヒアリング力
オンラインレッスンに限らずですが、人に教える際には相手のスキルを正確に把握した上でどのように教えていくべきかを組み立てるべきです。
もともとあるスキルの高さを見極めるのは当然のことながら、どういった部分に苦手意識があり、どういった部分が得意なのかを把握しながら、レッスンの進め方を決めていくべきです。
その際に最も必要となるスキルが、「ヒアリング力」です。
質問責めにならないように注意しながら、定期的に質問によって相手の習得具合を確認し、進め方を微調整していくべきです。
自身の考えを押し付けるようなイメージではなく、生徒さんごとにレッスンをカスタマイズしていくイメージを持つと良いかもしれません。
まとめ
今回は、「オンラインレッスンを副業にするメリットと必要なスキル」について解説してきました。
オンラインレッスンでは、すでに有しているスキルを基に副業収入が得られます。
スキルを基に企業や個人から依頼を受けて作業するよりも、効率良く高収入が目指せます。
しかし、確かなスキルだけでなく、生徒さんからヒアリングを行いレッスンをカスタマイズしていく柔軟性も必要となります。
オンラインレッスンの副業収入を目指す方は、ぜひそうしたポイントを意識しながら実践していきましょう。