育児

【理想のパパ像って?】子どもにとって頼れる父親の特徴とは【完璧なパパじゃなくていい】

子どもにとって、どんな父親が理想なんだろう?”頼れるパパ”って、どんな行動しているの?

このような悩みを解決します。

本記事の内容

・理想のパパ像ってどんな人?
・子どもにとって”頼れる”と感じる父親の特徴5つ
・理想のパパに近づくための小さな一歩

日々の仕事や家事、育児に追われて「理想には遠いな…」と感じていませんか?

怒ってばかりで、子どもとの距離を感じてしまう
もっと関わりたいけど、どうすればいいのか分からない
妻から「もっと育児に参加して!」と言われてプレッシャーを感じる

実は、多くのパパたちが同じような悩みを抱えています。けれど、「理想のパパ像」に完璧さは必要ありません。

子どもとの関係性を研究してきた育児心理の専門家たちは、「日常の中での小さな関わりこそが、父親としての信頼を育てる」と繰り返し伝えています。

つまり、今からでも“頼れるパパ”にはなれるのです。

本記事では、子どもにとって“頼れるパパ”とはどんな存在か、その特徴や行動パターンをわかりやすく解説します。完璧じゃなくても大丈夫。今日から実践できるヒントもお伝えします。

理想のパパ像ってどんな人?

「理想のパパ」とは、子どもにとってどのような存在であるべきなのでしょうか?

  • 家族のために一生懸命働くパパ
  • 経済的な支柱として家族を養っていくパパ

これが理想のパパだと考えている人も少なくないはず。実は、この考えは今は通用しません。

今は令和の時代よ~、時代が先をいってるからついてきて!!と言いたくなります(笑)

「理想の父親像」は時代とともに変化しています。かつては“家族を養う存在”として経済的な支柱であることが重視されていましたが、現代ではそれだけでは足りません。

現代の理想的なパパ像に多く見られる要素

・子どもとの時間を大切にする

・感情をコントロールできる

・家事・育児に積極的に関わる

・子どもを尊重する接し方ができる

・妻やパートナーとの信頼関係がある

“頼れるパパ”は、威厳や強さよりも、子どもが安心して甘えられる「受け皿」としての柔らかさと安定感を持っています。

子どもにとって”頼れる”と感じる父親の特徴5選

「子どもにもっと必要とされたい、頼られたい」こんな風に考えているパパはいるけれど、どんな風に接していけばいいか分からない。

頼れるなと感じる父親の特徴は次のとおり。

約束を守る

パパが子どもと交わした約束、ちゃんと守れていますか?

たとえば、「寝る前に絵本読もうね」とか、「ごはん食べたら公園で遊ぼうね」とか。子どもは意外とパパの言ったことを忘れずに覚えていて、約束は子どもにとっては大事な取り決めです。小さな約束を守ることは、子どもの中で”信頼できる存在”としてパパの印象を築いていきます。

逆に言うと、約束を何度も破られる、守ったことがない場合、子どもにとっては「何を言っても駄目だな」「信用できない」と言った感じで信頼ができないパパとして子どもの頭に刷り込まれます。これはまずい状態ですよね。。。

僕も2歳の子どもがいますが、「昨日、新幹線見るって約束したじゃん!」と言われたことがあり、「あ、そういえばそうだったわ」と約束を忘れた経験があります。この時に思ったのが、「約束したことはメモしよう…」と、その経験を境に絶対に約束を忘れないよう決心しました。

子どもは大人が思っている以上に「パパとの約束」を大事にしています。小さな約束を守る姿から「信頼」が生まれます。

感情の波に流されない

仕事や家事で疲れていると、つい感情的に叱ってしまうこともありますよね。

 

 

 

 

皆さん考えてほしいですが、普段怒っている人に近づきたいと思います?思わないですよね。

いつも感情的に叱ってしまうと、子どもは「パパはいつも怒っている」という印象になりがち。

疲れていても冷静に話す、間を置いて伝える、まず深呼吸するといった感じで、子どもに冷静な態度で接すると、「パパはいつも落ち着いている」と安心感を得られます。もっと言うと信頼感がアップし、「パパはいつも同じでいてくれる」と子どもに思ってもらえます。

一緒に楽しむ余裕がある

子どもは一緒に遊ぶ時間を通じて、親との距離を縮めていきます。

「今日は疲れているから、子どもと遊びたくない」
「スマホが気になる」

この気持ちよ~く分かります。仕事で疲れてますよね。スマホで動画見たいですよね。

でも、一旦考えましょう。子どもからすると、はっきり言ってどうでもいいことですよね。忙しい日々の中でも“5分の全力遊び”が、何よりも印象に残るのです。スマホを見ながらの相手ではなく、目を見て笑い合う、その時間が「パパは自分を大切にしてくれる」というメッセージになります。

忙しい日々でも、子どもと向き合って笑顔を共有できる父親は、子どもにとって“頼れる”存在。遊びの中に信頼関係が育ちます。

僕は普段子どもと接するときは、なるべく笑顔で話したり遊んだりするよう心がけています。「パパと遊ぶの楽しい!」と言ってくれた時があって、「あ、一緒に楽しむって大事だな」と心の底から思った瞬間でした。

自分の弱さや間違いも認められる

パパが間違った言動をした場合、きちんと謝れていますか?これ結構重要。

ぶっちゃけ、自分の非を認めることは親としてやりづらい行為ですよね。なぜなら、子どものお手本にならないといけないという心理が働くから。大人にとっても難しい行為ですが、それをパパが率先して行うことで、子どもも自然と学びます。

子どもにとって「間違ったときはきちんと謝らないといけない」こういったことを学ぶチャンスであり、パパはそれがきちんとできると思ってもらい信頼関係がアップします。「ごめんね」と言えるパパは、子どもにとって“人として信頼できる”存在です。完璧であることより、誠実さが大切です。

家族全体を見て行動できる

子どもとの関係に集中しすぎて、パートナーの気持ちを見落とすことはありませんか?

頼れるパパは心が広く、家庭全体のバランスを見て行動できる傾向にあります。
「今日のママ、疲れてるのかな?サポートに回ろう」
「子どもが体調悪そうだな。どうしたのかな??」とか、サポートに回ることで、家族全体に安心感を与える存在になります。

パパがいるから安心だな、頼りになるな~と思ってもらいやすくなります。
実際に、僕もサポート役に回ることは多く、ふとした時にママの手伝いをしたり子どもの遊び相手になったりと、全体を俯瞰して目で見てますね。上から見るような感じ。

今日からできる!理想のパパに近づくための小さな一歩

「理想のパパ」ってなんだか難しそう。。。と思うかもしれませんが、そんなことないです。

特別なスキルや知識は一切いりません。毎日の小さな行動の積み重ねが、信頼できる理想のパパになり得ます。

たくさん紹介してもパニックになると思うので、5つに絞りました!!

この5つです。

・1日5分、子どもとだけの時間を作る(スマホは見ない)
・子どもの話を最後まで聞く
・何気ない瞬間に「大好きだよ」と伝える
・「ありがとう」「ごめんね」を口にする
・家事を”手伝う”ではなく”自分の仕事”としてやる

今すぐできる5つに厳選しました。

子どもとの信頼関係を構築しつつ、ママとの関係性をも改善していくために必要な行動や言動を紹介しました。
今日からできますし、理想のパパになるための第一歩です。今すぐ実践して信頼できるパパに近づきましょう。

まとめ:完璧じゃなくていい。心を寄せるパパに

理想のパパ像は人それぞれですが、共通して言えるのは「心を寄せる姿勢」があるかどうか。大切なのは、完璧さではなく、“一緒に過ごす時間にどれだけ気持ちを込められるか”です。

今日からできる小さな行動を積み重ねていけば、きっと子どもにとって「頼れる、安心できるパパ」になれるはずです。

あなたの“理想のパパ像”はどんな姿ですか?ぜひ、今日からその第一歩を踏み出してみてください。