このような悩みを解決します。
はじめまして。
僕は妻と子ども二人(2歳と0歳)と一緒に住んでいるごく普通のサラリーマンをやっている”はやきち”と申します。
パパとして家事育児に協力しているのに、ママからの感謝や言葉が少なく、モヤモヤ。。。
こんな経験ないですか?「こんなに頑張ってるのになんで”ありがとう”の一言がないの?!」こんなことを思っているはず。
そんな時は、「感謝されたい」という気持ちの正体を理解し、夫婦間のコミュニケーションを見直す視点を持つことが大切です。
実は僕も数年程前に、同じ悩みを持っていました。ですが、気づいたんです。原因はすべて自分であったと。。。
感謝の循環が生まれ、家族の雰囲気が穏やかになり、自分自身の満足感や自信が育ちます。
この記事では、「感謝されたい」という気持ちの裏にある本音と、夫婦の関係性をより良くするための考え方、そして前向きな行動のヒントをご紹介します。
「感謝されたい」と思ってしまうのは、悪いこと?
結論から言うと、まったく悪くありません。
むしろ感謝されたいと思うのが人間です。誰でもそうですが、自分の努力や思いやりを認めてもらいたいもの。育児に関わる中で、「自分はこれだけ子どもと遊んだり、世話をして頑張っている!」という自負があるからこそ、「それを見てほしい」「感謝の一言がほしい」と思うのは、むしろ当然のこと。
家族のために汗水垂らして働いて仕事をして、ママから「今月ピンチだからお小遣い少なめね」と言われ、育児も仕事の疲れは関係なく子どもと遊んだり。。。とパパも頑張っているので自分を認めてほしいのです!!!特にママから。
ただ、注意してほしいことがあります。「感謝されたい」気持ちが強くなりすぎると、
- 何で自分ばっかり…
- こんなにやってるのに…
といった感じで、”見返り”の気持ちに変わってしまう場合があります。
「家族のために」と思って育児や家事を行うことは素晴らしいことですし、家族からすると助かります。ですが、見返りを求めてしまうと、不満を募ることになり結果として家族との関係性が悪化する原因に繋がります。
見返りを求めない方が良いと一般的に言われていますが、僕もそのとおりかなと思っています。
そもそも、ママは感謝していないのか?
では、ママはパパに対して感謝していないのか?
多くの場合、ママはパパの頑張りをちゃんと見ています。では、なぜ感謝されずにいるのか??
・自分もいっぱいいっぱいで言葉にする余裕がない
・「当たり前にやってくれること」に甘えてしまっている
・気づいているけど、どう表現すればいいか分からない
そんな状態なので「ありがとう」が言えないことが多いです。
そうなんです!
ママはパパに対して感謝したい気持ちは山ほどあります。ですが、余裕がなかったり、恥ずかしかったり、当たり前と感じていたりと、様々な理由でなかなか感謝の言葉を伝えていない場合があるのです。ちょっとホッとしましたかね。
「感謝されていない」のではなく、「感謝の言葉が届きにくい状態」にある。 そう捉えることで、パパ自身の気持ちも少しラクになります。
感謝されたいときに見直したい3つの視点
ママがパパに対して感謝の気持ちは十分にあることが分かっていただけたと思います。
1.”してあげてる”ではなく、”一緒にやってる”
育児をこのように捉えていないでしょうか?
「育児をしてあげた」
どうでしょうか。「あ、自分のことだ…」と思ったそこのあなた。大丈夫です。今気づけたことが、夫婦関係、もっと言うと家族の関係性が良くなる方向に繋がります。
結論、育児は「協力してやること」。「してあげた」気持ちより「一緒に育てている」という意識に変えることで、気持ちのズレが減ります。
「育児=協力して行う」この気持ちが夫婦にあるのなら、大丈夫!
2.感謝は”先出し”が効く
「ありがとう」を言われたいときこそ、自分から伝えてみると驚くほど空気が変わります。
皆さん想像してほしいです。
隣の家の人から、「昨日まで旅行に行ってたの!旅行先で美味しいお菓子があったから買ってきたの!よかったらどうぞ。」と言われ、お菓子をもらいました。ちょうどその頃、あなたも旅行する予定が近日あるとします。「隣の家の人からお菓子もらったし、自分も何か買って渡してあげよう!」と思い、旅行先でお土産を買って後日、隣の家の人に渡した。
どうでしょうか。経験したことある人いるのでは??
これは、「返報性の原理」という人間の心理が働くことで、「何かお返しをしないといけない」考えになりお土産を買うという行動になります。
「感謝されたい」と思っているパパ、まずは、ママに「ありがとう」の言葉を言ってみてください。今すぐです。ママも家事や育児をしていてパパからのねぎらいの言葉を待っているはず。「パパから感謝の言葉をもらったからママもパパにありがとうって言おう」みたいな気持ちになり、感謝の言葉をもらえます。
3.自分自身を認めることも大事
誰かの評価だけに頼らず、「今日もよくやったな、自分」と自分を労わることも必要です。
一番忘れがちな自己評価。つい自分を責めてしまう人が多いですが、自分を大切にしない人は、他の人からも大切にされません。なぜなら、自分を責めている人を見ると「大丈夫かな?」と心配してしまうから。
自分自身を認めると自然と周りに目が活き、感謝される存在へと変わります。
まずは、自分を大切にすることから始めて、周りの評価は後からついてきます。
まとめ
「感謝されたい」という気持ちは、あなたが家族のことを大切に思っている証です。 その気持ちにフタをせず、うまく向き合いながら、もっと穏やかな関係を築いていきましょう。
あなたのその努力、きっと家族は見ています。
そして、自分自身がその努力を認めることから、次の一歩が始まります。
「ありがとう」は、あなたから始めてもいい。 その言葉が、家族の空気を少しずつあたたかく変えていきます。
まずは今日、「ありがとう」と誰かに伝えてみましょう。 どんなに小さなことでも構いません。 あなたの言葉が、きっと相手の心にも届き、自分自身の心も軽くなるはずです。
はじめの一言から、家族の関係が変わり始めるかもしれません。